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スタッフブログ

2022年9月26日

昔は道に雑草が生えてなかった?!

こんにちは(^―^)
防草シート専門店「防草シート. com」の坂口と申します。
いつも当店をご愛顧いただき誠に有難うございます。

 

戦後77年。里帰りの際、83歳になる母に戦時中の話を聞いてきました。

その中で雑草に関わる内容があったので少しご紹介いたしますね(^^♪

 

戦時中の母は、小学低学年。
母の実家は岐阜県で、疎開してきた親戚を合わせ20名で暮らしていたとのこと。

食べるものがなくて、常にひもじい思いをしていて、本当に何でも食べた。

イナゴも食べたし、米ぬかも食べた、タニシはご馳走だったと。

スイバ(タデ科の多年草雑草)はおやつとして良くかじったし、草は、茹でておかずにして食べてた。

農耕馬の餌も草で、体が丈夫だった母は良く草を採りに行かされたと。
そんなもんだから、道には草なんて無かったんだよ。と。

 

 

今では、考えられないです。

食べ物は豊富にあり、道路には厄介者の雑草がた~くさん。

使われる事もないから生え放題で、草刈りすれば焼却処分です。

 

道端の雑草

 

 

15~16年ぐらい前だったでしょうか、刈り草から草を抑えるシートを作り、草を草で抑えるという業者がありました。

自然に優しい生分解性の防草シートですよね。本当に素晴らしい発想だと思います。

ですが、最近はそんな話も聞かなくなりました。

草からできた防草シートで、長年雑草を抑えるのは難しい技術なんですよね。きっと。

 

 

当店では、過去にトウモロコシなどから作られるポリ乳酸繊維で “土にかえる植栽専用草なしシート” がありましたが、

トウモロコシは、食べ物なのにもったいないなぁと思う私。

 

 

雑草から防草シートが作れれば本当に素晴らしい。

更には、雑草で燃料が作られれば。

 

焼却処分に終わる雑草が利用される価値あるものになれば、こんなに素晴らしいことはないですね。
残念ながら今、当店で出来る事は、厄介な雑草を抑えるのみ。

それで、草刈りにかかる労力や焼却処分を減らす事しかできないんです。

 

 

戦時中、ドングリを集めればそれが燃料になると言って全国の子供たちが集めたようです。

全国規模で雑草を集めれば、燃料になる!電気のように買い取ってくれる!

なんてなったら厄介な雑草が少しはなくなるだろうになぁと連休中にボーっと考えているのでした(^ー^)