2017年2月13日
傾斜45度以上の法面に防草シートを敷きたいのですが大丈夫ですか?
傾斜が45度以上の法面ですと、法長(高さ)にもよりますが、施工する際に足場がなく踏ん張ることが難しいため大変危険です。またその斜面の土がやわらかい場合は、止めピンを刺してもシートの重みでシートが下へすべっていきます。その時に土手くずれが起こる場合もございますので、急な斜面への施工はオススメしておりません。
※ご参考までに・・・なぜ基準が45度かといいますと、この角度でシートを施工した場合、シートが下へすべっていく力と、止めピンを法面に対して垂直に差し込んだ時の固定する力が同じだからです。45度以上になりますと、シートが下へすべっていく力の方が強くなるということです。
2016年1月18日
防草シート設置後の雪の影響でシートがめくれることはないですか?
図1のように設置し、止めピンでの固定が十分でない場合や、シートがだぶつている場合は、雪のズリ落ちと一緒にシートがめくれる恐れがございます。シートは、だぶらない様ひっぱりながら設置し、シートの周囲・シートの重ね部を50cm間隔、シート中央部を100cm間隔でピンを打設し、固定してください。また、図2のように平場にシートを掛けて敷設するとより効果があります。

防草シートの上にタバコが落ちた場合、燃えないですか?
燃え上がる事はありませんが、ポリプロピレンやポリエステル素材のシートは、タバコが落ちた部分が溶けます。シート付近での焚き火など野焼きは、十分にご注意下さい。
使用中の化学物質の漏出はありませんか?
当店の防草シートには、流出するような化学物質は使用しておりません。そのため、シートを敷いた後、環境に影響のあるような化学物質が流出する事はございません。ご安心下さい。