防草シートメーカー「白崎コーポレーション」が通販「らくやのう」を始めたわけ
なぜ防草シートメーカーである私たちが通販事業「らくやのう」を始めたのか?
そのわけを、私達の想いを綴ってみました。よろしければ読んでみてください。
きっかけは
つら~い草刈り作業。
田んぼの急斜面で踏ん張りながら草刈りをしているおばあちゃん。
腰が痛い、膝が痛い、腕が上がらない。
それなのに、暑い中草刈りをしているおじいちゃん。
若者でも辛いと思う、こんな危険な作業を繰り返してほしくない。
田植えや耕起、収穫作業は機械化が進んで作業負担も軽くなっているのに、雑草管理、草刈りだけはなかなか機械化が進まない現状。
もっと楽に、もっと楽しく農業をしてもらえたら。
そして、「らくやのう」「らくやのう」って言ってもらえたら。
そんな想いで10年前に通販事業「らくやのう」の前身「楽屋農」を立ち上げました。
※「らくやのう」とは、福井弁で「らくだよね」っという意味です(笑)
白崎コーポレーションの歴史
弊社は、織物の産地、福井県にあります。そして会社は、自然豊かな鯖江市の端っこにあります。
昔は「畳のへり」や「下駄の鼻緒」をはじめ、「ドットプリンター用のインクリボン」など細幅の特殊織物を製造してきました。そして、その織り技術を活用できないかと二十数年前に新規事業として「防草シート」に取り組み始め今に至ります。
最初は同じ繊維とはいえ、全くの異業種だったため試験、試験、試行錯誤の繰り返し。
福井県工業技術センター、福井県農業試験場、福井県庁、農業改良普及センターにもたびたび寄せていただき大変お世話になりました。
当時は、雑草を布キレで抑えるという概念はなく、まずは全国いたるところに走っている道路の雑草管理コストを削減しようと官公庁へ必死に足を運びました。
公共工事で使用してもらおうと
「雑草管理コスト削減のご提案」として「防草シート」を提案しに行っても、
「防草シート」という造語は伝わるはずもなく・・・。
「雑草を抑えるシートなんです。」「光を遮断して雑草を抑えるシートなんです。」と何回説明して歩いたことか。
今となっては、官公庁では当たり前のように「防草シート」が使われ、国道や高速道路、県道や町道、公園いろんな所で目にするようになり、今までに使用された弊社の「防草シート」は、北海道から沖縄まで全国各地で使用され、面積は、約2,810万平方メートル*になりました。
*2017年4月末現在
公共工事から民間・個人へ
公共工事で使用されるようになったおかげで、一般の方の目にも留まるようになり、個人の田んぼや畑、空き地、お庭まで至る所で使われるようになりました。
今となっては、春にホームセンターへ行けば特設コーナーが設けられ沢山の防草シートが販売されています。
100円ショップでも販売されています。それぐらい防草シートは一般的な商品となりました。
しかし、それでもまだ「防草シート」を知らない人が沢山いるんです。
温暖化で熱中症や、熱射病が多発する暑い時期にもかかわらず、つらくて危険な作業を繰り返している人が大勢いるんです。
だから私たちは、まだ防草シートを知らない人へ情報をお届けするために通販事業を立ち上げたんです。
今年2018年で、通販を立ち上げて10年が経ちました。でも、10年たった今でも
「へぇ~こんな便利な物があるんですねぇ~。」「実家の母に教えてあげよう。」っといった声を聴きます。
私達の情報発信がまだまだな証拠ですね。
もっと沢山の人に知ってもらって負担を軽くしてあげられたら。
もっと沢山の人に「こんな便利なものがあるんだよ。」って伝えなければ。
そして、沢山の人が危険な作業から解放され、怪我の回避につながれば。
らくになって欲しい。らくになって笑顔になってもらえたら。喜んでもらえたら。
農業従事者の高齢化は益々進み、日本人口における高齢者の割合が増える中、独居老人、耕作放棄地や空き地、空き家は今後どんどん増えていくでしょう。
でも、今も将来も変わらずあり続ける雑草。
その雑草から発生する様々な問題。
近隣クレームや鳥獣害、花粉によるアレルギーや見通し不良による交通事故、草刈り時の事故、カメムシなどの害虫問題、耕作放棄地による山村の荒廃などなど。
なんとかしなければ・・・。
私達のミッションは、
「防草緑化事業を基盤とし、誠実にお客様の問題を解決します」 です。
企業理念は、
「自然とみんなが一緒に幸せになる仕事」なんです。
この防草シートに携わって二十数年。長年培ってきたノウハウがあります。
雑草対策に関する開発・試験を沢山してきました。失敗も沢山経験しました。
公共工事では、防草シートメーカーとして施工指導を数えきれないほど実施しています。
官公庁様や上場企業様での試験施工・本施工も多数実施しています。
そして、弊社は防草シートを造るだけでなく、現場診断から提案・工事もしています。
施工専門のプロ集団「らくやのうプロ」がいます。
この経験、ノウハウを有効活用しないと「もったいない」でしょう。
オープンにしないで社内だけのマル秘情報としてはダメでしょう。
なので、当サイト「 雑草対策の豆知識 」にはマニアックな内容も紹介しています。
「スタッフブログ」には雑草対策の施工の様子や試験場の経過状況も掲載しています。
時には、情報を出しすぎて社内で怒られちゃうときもありますが。
何度も言ってくどいようですが、私たちのミッションは、
「防草緑化事業を基盤とし、誠実にお客様の問題を解決する」ことです。
弊社の長年培ってきた防草・緑化のノウハウで、お客様がかかえる雑草問題を解決し、
快適に過ごしてもらえること、笑顔になっていただける事が一番の喜びです。
「楽屋農」から「らくやのう」へ
つい2年程前までは「らくやのう」ではなく、漢字の「楽屋農」でした。
それは、「農業に携わっている方に、楽に、楽しく、農業を営んでいただけたら」という想いが原点だったからです。
でも、情報発信をしていくうちに、農業以外にもいろんな場面において沢山の方が雑草問題に悩んでいることに気づきました。
だから、農業に限らず宅地まわりやお庭、企業敷地や空き地、空き家などいろんな場面において「らくに」なっていただけたらという想いでひらがなの「らくやのう」に変更しました。
私たちの想い
先日、とあるドラマを見ていて改めて実感しました。
100年続く老舗企業が会社の存続にかかわる事態を次々と乗り越えていく といった内容ですが、とても心打たれました。
それは想いがあったからです。社長の想いが社員を動かし、社員の想いが、人の心を動かす。
想いを伝える事はとっても重要ですね。
商品の良し悪し、ノウハウだけでなく私達の想いも一緒に伝えなければ。
それは、人と人が向き合って対話する訪問営業だけでなく、通販でも同じです。
この会社はどういう会社なの?
弊社(白崎コーポレーション)の代表の想いを見てください。
https://www.shirasaki.co.jp/about/message
この組織はどういう組織なの?
グリーンナップ事業部(防草緑化事業)のトップの想いを見てください。
https://www.shirasaki.co.jp/greenup/concept
この人は?さっき話したあの人は何を想っているの?
どういう想いをもって電話でお話ししているの?
どういう想いでメールでのやり取りをしているの?
この人大丈夫?心配だわ。信じていいの?
なので、このページではスタッフの想いを綴りました。このページを読んでください。
通販は、相手の顔が見えなくて不安・心配なものです。
弊社のホームページやカタログでは出来るだけスタッフの写真をのせるようにしています。
写真から私達の想いがにじみ出ているようなら良いのですが、写真ではなかなかお伝えできません。女優でもなければ俳優でもありませんので、顔写真だけでは難しいですね。
なので、想いを綴りました。
あとは、このお伝えした内容が本物かどうかです。
会社(本社)がどこにあるのか検索してください。田んぼの真ん中にポツンとあります。
多くの農家さんの近くにいます。自治会や活動組織さんの近くにいます。
不安であればお電話ください。来ていただいても構いません。
来られる事も、電話を掛ける事も困難であれば、メールをください。手紙でも構いません。
私達が雑草問題に関するお悩み解決のために全力でサポートします!
お問い合わせの中には、私たち通販のスタッフだけで問題が解決できない場合もあります。
即答できない時もあります。
でも、
専門的な内容は、技術・開発専門スタッフがいます。
場所的な問題は、西日本営業所や東日本営業所など地域の営業専門スタッフがいます。
工事に関する内容は、施工専門のプロ集団「らくやのうプロ」がいます。
太陽光発電施設や農業分野にはその分野に特化した専門スタッフがいます。
防草・緑化資材を出荷・製造する専門スタッフがいます。
弊社の想いに賛同してくれるビジネスパートナーさんが沢山います。
みんなが同じ想いを持って雑草問題解決のために取り組んでいます。
お時間をいただければ専門スタッフに聞いたり、ビジネスパートナーさんに聞いてお答えする事も出来ます。
なので、もしお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。全力でサポートさせていただきます。
以上。「私たちの想い」でした。
最後まで読んでいただき有難うございました。