防草シートサンプルが届いたらチェックして欲しいポイントをご紹介します。
B5判の大き目サイズなので、色々確認して、納得できる防草シートをお選びください。
遮光性をチェック!
■防草シートを光に透かしてみましょう
光の透けない防草シートは遮光率が高く、雑草の光合成を阻み最終的に枯死させます。
反対に光が通りやすい防草シートは遮光率が低く、シートの下で雑草が育ってしまう恐れがあります。
雑草が育たないためには遮光率99.5%以上が必要です。当店の防草シートは全て99.5%以上です。
貫通抵抗性をチェック!
■防草シートをミシン針などで刺してみましょう
まず、貫通力最強と言われるイネ科雑草「チガヤ」の芽は、針のように鋭いのが特徴です。
そこで、チガヤの芽をミシン針に見立てて防草シートの貫通抵抗力を確認します。
ミシン針が簡単に貫通しない防草シートは、密度が高く(目が詰まっている)先の尖った強力雑草の芽も突き抜けずしっかり抑えます。
反対に、ミシン針が簡単に貫通する防草シートは密度が低く、先の尖った強力雑草は容易に突き抜けて生えてきます。
強力雑草「チガヤ」も突き抜けない貫通抵抗性(当社独自の基準)をクリアしている防草シートは、高密度不織布タイプのとことん草なしシート、とことん防草シートライト、砂利下専用草なしシートです。
透水性をチェック!
■防草シートに水をかけてみましょう
透水性のある防草シートは水が抜けて、防草シートが原因で水たまりができることはありません。
反対に透水性のない防草シートは、水たまりができます。
防草シートは、最初水をはじく傾向があります。一旦防草シートに水を十分浸してから水をかけましょう。
織布タイプは織り目をチェック!
■防草シートの目の細かさを見ましょう
織り目が細かくて密度の高い防草シートは、繊維のズレが生じにくく、隙間が少ないので草が生えにくいです。
一方、織り目が粗く密度が低いシートは、防草シートを敷いた際に地面の凸凹によって繊維のズレが生じやすくその隙間から雑草が生えてくる場合があります。

■表面の滑らかさを見ましょう
表面が均一でなめらかな防草シートは、熱処理加工を施しているものが多く、現場に敷いた後の防草シートの縮みが少ないです。
一方、表面が凸凹している防草シートは、熱処理をしていないので現場に敷いた後の防草シートの縮みが大きくなります。
その結果、ピン固定部からシートが裂けたり、継ぎ目部分におけるシートの重ね幅が狭くなって雑草が発生したり、シートがめくれる恐れもあります。


柔軟性をチェック!
■防草シートを引っ張ってみましょう
柔軟性のある防草シートは、地面に馴染んで敷きやすくシワも出来にくいです。
柔軟性のない防草シートは、密度が高いのですが地面に馴染みにくいので防草シートにシワが入りやすいです。
そのため、防草シートを敷くときはできるだけ平らに整地をしてから防草シートを敷きましょう。
さいごに
防草シートの見極めポイント、いかがでしたか?
このページでご紹介しましたチェック項目は、どんな防草シートにもあてはまります。
もし可能なら、他社さんのサンプルも取り寄せてチェックしてみるのも良いですね。
長く使うものですので、見て・触って・試して納得いくものをお選びください。
また、サンプルと一緒にカタログもお届けしておりますので、価格や耐用年数なども参考になさってください。



























